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Y7-2

Author:Y7-2
札幌市にある円山動物園のシンリンオオカミたちの様子の写真をメインに、主にオオカミについて書いています。
「オオカミってこんな表情もするんだ」と思ってもらえるような記事をあげていきたいと思っています。

※写真や文章の無断転載・使用はご遠慮ください


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2009.12.13    カテゴリ:  キナコ&ジェイ 

   キナコの反応が…

朝からイベント準備で慌ただしい雰囲気のオオカミ舎。
キャストさんたちによる給餌はサブパドックで行われるため、撮影用に装飾されていました。

見えない

ジェイが興味深々で見上げる先、何か幕のようなものが貼られているのですが、
撮影用ということでこちら側からは見えません(笑)
そしてクリスマスツリーの設置。

クリスマスツリー

ツリーにはいちおう電飾も施され、ちょっと時間が遅くなってあたりが暗くなってからは
光っている様子がきれいに見えていました。

好奇心

人が近付いてくると飛び離れて近寄ってこないジェイですが、
サブから人がいなくなると好奇心満々で近くをうろうろ。

クリスマスツリーとオオカミ

クリスマスツリーとオオカミ。
テレンス・ヤングの『THE CHRISTMAS TREE』を彷彿とします。

さて、準備が完了すると、人がたくさんやってきて打ち合わせ(リハーサル?)が始まりました。

撮影機材やカメラは、雨にぬれないよう黒い布で覆われ、
それを担いだ背の高い男性陣もたくさん。
オオカミに限らず、ヒトを警戒する動物にとっては最も苦手な要素です。

給餌の様子を撮影すると聞いて、事前の予想としては
「ジェイは側までは行けないだろう」
「でもキナコなら、担当さんが近くにいて、ごはんをもらえるなら頑張ってくれるんじゃないか」とされていました。

しっぽまきこみ

でも、耳を倒し、しっぽをほとんど巻き込み、ゆっくりと歩くキナコ
本気で緊張しています。

後ろから

後ろから見るとこんな感じです。
担当さんが側にいるから近寄っているものの、しっぽが足の間に巻き込まれて
かなりおびえているのがわかります。

あくび

そして何度も何度もあくびを繰り返すキナコ

連続

オオカミのあくびにはお互いの緊張や恐怖心の緩和をする働きがあります。
あくびを繰り返し、キナコが一生懸命ストレスを回避しようと努力しているのがわかって
見ている側の緊張もちょっとずつ高まっていきました。

ジェイー

ときどき、ジェイの側にすり寄り添ってみたりもしていました。
ジェイは離れてさえいれば、恐怖心より好奇心の方が勝るようです。

フラッシュ禁止

この日はキャストさんたちの撮影は禁止されていましたので、給餌中の写真はありません。
そうするのがマナーだということは理解できます。

でもこちらにマナーの理解を提示するなら、相手も守るのが筋ではないでしょうか?
動物園においては「フラッシュ撮影禁止」が当然のマナーです!


給餌が始まると、予想通りキナコが頑張ってそばまで近づいていって
キャストさんたちが手袋+トングで差しだしてくれるお肉を受け取って食べ始めました。

そしてジェイも予想通り、キナコが持ってきたお肉のおこぼれを頂戴していました。

ところが、何度目かにキナコがお肉を受け取りに近づいたとき、
ジェイが少し余裕を持ち直したのか、キナコの後に続いてキャストさんたちのそばまで近づきました。

そのときオオカミたちの顔の間近でストロボが何度か焚かれたのです。
当然、オオカミたちは飛びすさって離れます。
キナコはくわえていたお肉を取り落とし、
強い光に目がくらんだのか、しばらく足元にあるそれをを見つけられずにいました。


オオカミは完全な夜行性ではありませんが、夜でも活動できるような目の機能を備えています。

多くの動物は、ヒトとは違って色をうまく判別できません。
それは暗い所でも、わずかな光さえあれば物の形を判断して動けるように目の機能を進化させてきたからです。

哺乳類の目の構造において、色と光の識別を行う細胞は別々です。
色に対する感度が高く、色の識別を行う働きを持つのは「錐状体細胞」
色に対する感度は低くても、光に対する感度が高いのは「杆状体細胞」

夜も活動しなければならないオオカミの目の構造において豊富なのは杆状体細胞の方なので、
ヒトよりもずっと光に対して敏感です。
瞳孔を大きくして取り込む光の量を多くすることで、暗い夜の森の中でも活動することができます。
しかし、明るい昼間に夜と同じだけの感度があってはまぶしすぎて活動できないので、
虹彩による瞳孔の収縮とまぶたによる瞬きによって目に入る光の量の調整が行われます。

ところが、ヒトが焚くストロボは虹彩部分やまぶたの反応よりも早く、
直接目の中に光が入ってしまうことがあります。

強い光が目にあたっても、瞳孔が閉じている状態であればそれほど問題はないと思います。
しかし、瞳孔が開いた状態で強い光を受けると(特に夜行性の性質を持つ動物では)、
場合によっては強すぎる光を浴びた杆状体細胞が死滅することあるらしいです。
そうすると「失明」という事態に繋がっていく可能性が考えられます。

身近なイヌやネコでも、
特に身体の出来上がっていない幼獣に対してフラッシュを焚くことは危険とされていますが、
成獣だって何が起こるか分からないので、このことを知っている飼い主さんであれば焚かないと思います。

また、失明の可能性だけでなく、フラッシュを焚くことでたいていの動物たちは驚きます。
ヒトだってびっくりします。
フラッシュの光が残像として焼きついて視界の邪魔になることもあります。

そして、驚いた動物たちは恐怖の表情を見せ、おびえた行動を取ることが考えられます。
自然な姿や動きを撮影することは、その時点できなくなってしまいます。
何度も同じことが起こると、カメラを嫌い、カメラを向けられると顔をそむけるようにもなるそうです。

動物の間近でフラッシュを焚くというのは、動物園では本当に、絶対にやってはいけないことなんです。


説明部分が長くなりましたが、間近でフラッシュを焚かれてびっくりしたオオカミたちは、
それ以降人がこちらを向いているときは傍まで近づきませんでした。

担当さんからはあらかじめ「フラッシュ撮影はご遠慮ください」とアナウンスされていたようなのですが、
放送会社(映画会社?)の方たちには、
撮影のプロでもあるので上に書いたような知識にも触れたことがあるでしょうし、
もっと動物側への配慮もしてほしかったです。

人がいなくなったら

ヒトがいなくなってようやく落ち着いたオオカミ舎。
キナコは慣れない臭いの残るサブパドックの檻にスリスリしていました。

スリスリ

まさかキナコの反応があそこまで強いものとは思わず、
また、ストロボ事件もあってちょっと苦い思いの残った土曜日でした。

2日ぶりのご飯

夕方、閉園の音楽が鳴る中で、二日ぶりに担当さんからごはんをもらったキナコとジェイ。


見ている側としては「う~ん……」という要素もありましたが、
たくさんの人たちに支えられて実行されたイベントが
なにごともなく無事に終えることができて本当によかったと思います。

イベントに関わられた皆様には本当にお疲れさまでした。


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シンリンオオカミ
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