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Y7-2

Author:Y7-2
札幌市にある円山動物園のシンリンオオカミたちの様子の写真をメインに、主にオオカミについて書いています。
「オオカミってこんな表情もするんだ」と思ってもらえるような記事をあげていきたいと思っています。

※写真や文章の無断転載・使用はご遠慮ください


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2011.02.23    カテゴリ:  多摩動物公園 

   多摩動物公園・個体識別

多摩動物公園で飼育されているのは13頭のヨーロッパオオカミです。

2000年生まれで10歳のオスオオカミ・ロボ
1998年生まれで13歳になるメスオオカミのモロ
この2頭が繁殖ペアとなり、かつ雌雄それぞれのαオオカミとなって群れが展開されています。

子どもたちの性別と年齢は以下になります。
2005年生まれのミロ(♀)
2006年生まれのロン(♂)とチロ(♀)、
2007年生まれのセロ(♂)、ロイ(♂)、ロト(♂)、マロ(♀)
2008年生まれのネロ(♂)、ロキ(♂)、リロ(♀)、メロ(♀)

群れの中にオスが7頭、メスが6頭。
そして最も若いオオカミは2歳ですが、
そこから3・4・5歳と連続し、両親が10歳と13歳。

雌雄のバランスがとれていて、しかも年齢層も幅広い。
さらに群れの構成員が既にほぼ成獣と言える状態。

こうした要素から、現時点での国内では、
最も多様なコミュニケーションの形態が繰り広げられている園だと思います。


いやもう滞在中は本当にすっごく楽しいし興味深い経験をさせてもらいました。
できることなら住み込みでずっと観察し続けたいくらいです(笑)
やっぱり1日だけだと個体識別もおぼつかないですし。

以下の記事に、とりあえず今回見分けがついた(と個人的には思っている)
個体について書いてみます。

前の記事でも書きましたが、ツッコミは大歓迎です。
ロボ①

まずは一家の主たるロボ

見分けのポイントを紹介する必要が無いくらい個性的な顔をしています。
個体紹介パネルでは「子供達の父親」「体が一番大きい」「迫力のない目つき」
「毛が全体的に白っぽい」「やや頼りない感じ」とされています。

紹介されるポイントが「迫力のない目つき」と「やや頼りない感じ」って……
いやもうまえまえからその御高名はかねがね伺っておりましたが(笑)

でも、それでも思っていたよりは「オオカミらしい」感じがしました。

モロ①

偉大なる母・モロ
こちらも特に見分けようと思わなくても、ぱっと目につく容姿のオオカミです。

ただ、見ている限りでは、ものすごく寡黙で落ち着いたメスオオカミという印象を受けました。
年上ながらもジェイに思いっきり甘え、自分からも遊びを仕掛けるキナコを見慣れているせいでしょうか。

個体紹介パネルでは、「子供達の母親」「全体的に黒っぽい」
「体が小さい」「鋭い眼でシャープな顔」「群れの中で一番年上」と紹介され、
特徴としては「11歳なのでちょっと疲れた感じ」(記載情報は古めのものみたいです
「右側に切れ込み」(口の右側です)があげられていました。


この2頭に比べると、以下の子供たちの識別はちょっと不安です……

ロン①

2006年生まれのロン(♂)

ロンはいつも笑顔なのだと聞いていたのですが、
この個体が、単体でいるときは撮る写真撮る写真ずっとこの顔なので(笑)
たぶんロンなのではないかと。

紹介パネルでは「眉間にしわがある」「自由奔放なため群れから孤立」「岩山の左中段にいることが多い」
「セロと時々闘争」「尾を巻いていることが多い」
見分けポイントとしては「眉間のしわ」「鋭い眼」「目の上の茶色いポッチ」が挙げられています。

それにしても「セロと時々闘争」というか、
多数のオスから追い込まれていることが多かったのですが……

ロン?

画面中央で牙を剥いているのがたぶんロンです。

次に紹介する同年生まれの「チロ」(♀)も、
群れのメンバーではうまく空気が読めずに下位に追い込まれているらしいです。

2頭きりでしかも性別の異なる兄弟だったため、
うまくコミュニケーションの方法を覚えられなかったのではないか、
とも推測されているのですが、
そう考えると、1頭きりで生まれた円山のルークの将来がちょっと不安になってしましまったり。


チロ①

ロンと同腹の「チロ」(♀)です。

この子は見分けやすいので、たぶん取り間違えはないと思います。

個体パネルでの紹介は「全体的に白い」「吻が細長い」
「気が弱く良く尾を巻く」「この群れのΩ」となっており、
見分けポイントは「全体的に白い」「つりあがった小さな目」「細長い吻」が挙げられています。

見た目も特徴的なので、あまり他とは混ざらないと思うのですが、
加えてこの紹介パネルが作られた後に負ったものなのか、右耳の真ん中あたりに傷があり欠けています。
もっとも顕著なこの特徴があるので見分けやすいです。

チロは4歳ですが、1歳年下のマロ(♀)とものすごく折り合いが悪いようです。

チロとマロ

追いかけているのがマロ。追われて牙をむき出してるのがチロです。

マロは隙さえあればという感じで積極的にチロを追いたて、
チロも一目散に逃げてしまうため
この堀の部分に追い込まれてしまってなかなか上がってくることができずにいる時間が長かったです。

チロとリロ

一方、チロはマロよりさらに1年若い(おそらく)リロとよくつるんでいる姿が見られました。

そしてリロは同腹の姉妹にあたる(メロ)と折り合いが悪いらしく、
メロは反対にマロに追従する様子が見られ、
メス同士に何か派閥のようなものができているような感じをうけました(マロ・メロが強く、チロ・リロが弱い)

ちなみに他のメスはどうなっているのかと言うと、
彼女たちの母親に当たるモロは、むしろリロメロの闘争の間に割って入る様子を頻繁に見せていました。
仲裁と言うことなのでしょうか。

そういえばモロは、ロボが「うっかりモロに近づきすぎた息子の誰か」を威嚇した際も
なだめ役のような仲裁役のような立ち位置についていました。

飼育下のヨーロッパオオカミの行動を解説しているツィーメンの書籍などでは、
繁殖ペアのメスこそが群れの中の他のメスを圧倒し、必要とあらば排除していくのだ、
という印象が残る描かれ方がされているのですが、
今回観察できた多摩のメスオオカミたちの様子は、同じヨーロッパオオカミながらも、
そうした記述とはまるで異なるのが興味深いです。

しかし、チロ、マロ、リロメロの姉に当たる「ミロ」については、
滞在中に識別することができなかったので、動向が不明なのが非常に残念です。

メロとリロのいさかい

回数は数えていませんが、かなり頻繁に起きていたリロ・メロのいさかいに、
あるときモロと一緒に仲裁に入ったこの個体が、もしかしたらミロかな~とも思うのですが、
確証は得られず……
(画面中央の4頭のうち、左から「たぶんリロ」、「モロ」、「ミロかもしれない個体」、「たぶんメロ」です。
ちなみに背景で「我関せず」で寝ているのはロボ

「ミロを見分けられるようになる」ことは、次回絶対にリベンジしたい要素の一つです。


マロ①

この子が「マロ」(♀)です。

私が観察している間中、
ヒトから見ると「そこまでするか?!」と思うくらい執拗にチロを追いたて、追いつめていたので、
個人的な印象は「いじめっ子」になってしまっています。

ただ、オオカミの社会の中の「いじめっ子」「いじめられっ子」の位置づけや解釈の仕方は多岐にわたり、
「いじめっ子」という印象が「=マイナスイメージ」というわけではありませんので、
ここを読まれる方は文字の印象に引きずられないようにお願いします。

個体紹介パネルには「短い吻」「よく口を開けている」「可愛らしい顔立ち」
「小顔で体も小さい」「兄弟に囲まれやんちゃな性格」とあり、
見分けポイントとしては「かわいらしい目鼻立ち」「動くときによく口をあく」
「小顔」「吻が短い」という要素があげられています。

えーっと、確かにマロを美形のオオカミに数えることには何の異論もないのですが、
使われてる言葉を見る限り、このパネル作った方ってちょっとマロびいきな感じですよね?(笑)


リロ①

この子はおそらく「リロ」(♀)

個体紹介パネルの内容は、「チロに似た顔立ち」「臆病ですぐに隠れる」「まだ体が小さい」
見分けポイントは「細長い吻」「ややつり目」となっています。

しかし、リロに限らず、群れの最年少グループ4頭は
個体紹介の情報と写真をもとに見分けるのは難しいと思います。

なぜなら……

リロのパネル

これ、使われているのはたぶん1歳未満の仔オオカミのときの顔と思われます。

今となってはだいぶ様変わりしてるので、
写真よりもむしろパネル上部の一言「短足じゃないわよ」(リロのパネル)
「おすましコヨーテ」(メロのパネル)の方が判別には役立つ感じになってしまっています。

事実、より短足なのが「リロ」で、コヨーテ似なのが「メロ」と捉えてます。


でもこの2頭は取り間違えてる可能性も高いです。
理由は「メロ」のほうの事情と合わせて説明したいと思います。


メロ①

この子がおそらく「メロ」(♀)

ちなみに個人的にはけっこう好みの顔立ちだったりします。

個体紹介パネルには「小造りな顔」「右上の穴と岩が好き」「体が小さい」「臆病ですぐ隠れる」とあり、
見分けポイントとして「大きな耳」「小さな目」「細い吻」があげられています。


問題なのは、
リロのパネルには「臆病ですぐ隠れる」とあり、
メロのパネルには「右上の穴と岩が好き」、「臆病ですぐ隠れる」とある点です。

いやあ、同じこと書かれてもって感じですし、
実は、記述として被ってはいない「右上の穴と岩が好き」という部分に関しても、
実際に見ていて混乱することがおきたのです。

というのも、多摩滞在の2日目、
朝いちにオオカミ前に着いたときには、ちょうど群れのメンバー全員が眠っていたのですが、
最初は何度数えても12頭しかいませんでした。

何故1頭足りないのか?と首をひねっていたところへ、

穴から

穴からひょっこり顔を出したオオカミが。

でもこれ、私が「リロ」と思ってる方の個体なんです。
しかし、リロのパネルには「右上の穴と岩が好き」とは書かれていません。

ああもう一体どっちがどっちなんだー?!

どなたかもし正解を御存知でしたら、是非教えていただきたく……!!


ということで、とりあえず「識別できてる(はず)」と思える個体は以上です。
13頭のうちの7頭ということで、滞在1日で約半分はなんとかいけたか……という感じ。

次の記事では、個体識別がさらに不安な個体について書いていきたいと思います。


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